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西鉄は、子会社の西鉄電設工業による工事の水増しや架空発注問題で、11人を懲戒解雇などの処分とした。
西鉄電設工業の社員らが、西鉄から受けたビル設備などの工事で水増しや架空発注112件を繰り返し、1億4500万円あまりを不正に支出させていたもの。
弁護士と公認会計士らで構成された外部調査委員会は26日、最終報告書をまとめ、西鉄と西鉄電設工業間で過剰な接待が行われていたことが不正の引き金の1つになっていたと指摘した。

これを受け、西鉄は、不正に関わった西鉄電設の社員3人を懲戒解雇、当時の上司ら5人を3日間の出勤停止処分、接待を受けていた西鉄の社員2人と嘱託社員1人を懲戒解雇や諭旨解雇などの処分にすると発表した。

また、西鉄電設工業の横田隆介社長も引責辞任、西鉄の倉富純男社長が報酬の10%を2ヶ月返上するとしている。
これで、中洲がまた寂しくなるのだろう。