sponsored

神奈川県教育委員会は26日、部活動育成会費を着服した男性教諭や公文書を偽造し時間外手当を不正受給した男性事務職員、教え子を車内で抱きしめるなどした男性教諭の計3人を懲戒免職処分とした。

着服や不正受給による被害額は少なくとも計170万円以上としており、平塚市立金旭中の男性教諭(32)は、2011~14年にかけ、会計を務める部活動育成会の口座から8回にわたり計58万5500円を払い戻し着服。校内の金庫やロッカーからも駐車場代や親睦会費計35万6千円を盗み、いずれもパチンコなどに使用したとしている。

横須賀市立馬堀中の男性職員(61)は、再任用で前任校にいた13年度も含め校長の私印を無断使用して時間外勤務手当67万4825円を不正受給したほか、現任校で教職員の旅費を水増し請求して8万5288円を不正受領した。事務用品名目で自分で飲む清涼飲料水も購入(金額は調査中)していたという。(常習犯だった)
各市教委は刑事告発を視野に対応を協議している。

また、茅ケ崎市立中の男性教諭(31)は2012年12月から14年2月までの間、卒業生1人を含む女子生徒計4人をそれぞれドライブに連れだし、車内で体を触るなど不適切な行為を行った。うち2人は校内でも複数回抱きしめていたという。