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0416_02.jpgドイツ・フランクフルトの欧州中央銀行(ECB)本部で15日に開かれた理事会後の記者会見で、記者を名乗る女性が「ECBの独裁を終わらせろ」と叫びながらドラギ総裁に詰め寄り抗議した。会見は一時中断したが、ドラギ氏にけがはなかった。
 女性が登場したのは会見の冒頭。ドラギ氏の机に飛び乗って、紙吹雪のようなものとビラをばらまいた。ドラギ氏は手を上げて顔をかばうようなそぶりをみせたが、女性が警備員に取り押さえられると、すぐに取り乱すことなく会見を続けた。
 以上、報道

 ギリシャでは、国が借金地獄に陥り、借金先のECBから、聖域なき財政緊縮策を強いられ続け、国民も政治も疲弊してしまっている。そのギリシャに対する急先鋒の一人がトラギ総裁。
 ドイツは巨額な貿易黒字を獲得しながら、自立力を喪失しているギリシャへの工場投資などほとんど行っておらず、アメリカからも注文をつけられていた。今のドイツは中国と切っても切れない関係にもなっている。
 日本も国の借金が国民からの借金でなければ、とっくの昔に今のギリシャ同様になっている。