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サムスン電子は、近く発表する「ギャラクシーS7」について、当初の生産台数を約500万台とする計画。現地紙エレクトロニック・タイムズが28日に伝えた。

同紙によると、サムスンは5.2インチのフラットスクリーンを搭載したギャラクシーS7のほか、5.5インチのカーブ状スクリーンを搭載した「ギャラクシーS7エッジ」の発売も計画している。

サムスンは当初、S7を330万台、S7エッジを約160万台生産する見通し。来年2月にも両バージョンが発売開始される予定。

 ギャラクシーS6シリーズは、販売開始から20日間で600万台販売されていた。

サムスンは、多品種生産しているスマホでは、プレミアム市場でアップルに負け、中低価格分野では中国勢に追い立てられ、粗利益率も悪化させている。今や収益頭は圧倒的なセカイシェアを持つ半導体であり、アップルも採用している。ただ、半導体は景気が低迷すれば即、価格競争にさらされ、利益率を悪化させる。同社はスマホなど自社製品に組み込むことで一定量は確保できるが、巨大工場の建設にも入っている。

中国も国家戦略で利益率の高く、低価格競争に巻き込まれにくいNAND分野へ進出する計画を有している。