アイコン まだアメリカの言いなりになるのか日本

日本郵政㈱の保険子会社「かんぽ生命」が、がん保険に参入しようとしているが、国内の保険会社ならいざ知らず、アメリカ政府が「認可するな」とイチャモンを付けている。夕暮れの国アメリカは夜を待て、わが日本は日出る国である。

過去、アメリカの圧力で日本は大きな損失を受けた。ITに関することであるが、マイクロソフトはOSのWindows により、世界のパソコン市場を独占している。しかし、初期のWindowsNT3.1開発以前に、日本では坂村健東大助手が「トロン」を開発した。


しかしバブル期日米貿易摩擦が発生してアメリカは保護貿易主義を取った。
日米通商交渉において、日本は「トロン」のソフトを使用した製品開発を行わないことをアメリカから約束させられた。そのため家電メーカーが使用できなくなり、「トロン」は実用化の道を失った。
「トロン」のコンセプトは、ソフトを無料で開放し、誰でも使用でき改良できるものとしていた。もし日本が「トロン」を世界に使用させていたならば、日本がITの先進国になっていたことは疑う余地がない。和製「トロン」の政府による抹殺と引き換えに自動車のアメリカ輸出枠が認められたが、それほど「トロン」をアメリカは恐怖していた。
「トロン」は、スピードが断然速く、安定性に優れ、セキュリティ面からも優れたものを持っており、現在「携帯電話」のソフトに使用されている。パソコンと較べ小電力で携帯電話の立ち上がりが早いのは「トロン」のOSソフトを利用しているからである。

[ 2009年5月23日 ]
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