アイコン ヤマダ電機、リフォーム事業に本格シフトか、ウェストHと合弁へ

リフォーム事業は、チャントやれば大儲かりの事業であるが、違法な訪問営業から「出る釘は常に打たれてきた業界」でもある。

 

また歩合制の度合いが強く、いくらコンプライアンス営業に徹するように指導しても営業マンの素質の問題でクリアできない部分もあった。福岡ではホームテックという会社がコンプライアンス経営に基づき展開、全国に向け急成長を遂げていたが、経営者の不動産事業投資の失敗でコケタ。
ヤマダ電機は、既に住宅リフォーム事業をヤマダ電機の各店舗で子会社ヤマダハウジングにより事業展開しているが、リフォーム専門業者との合弁会社設立は面白い動きである。それもデオデオ(エディオン)のお膝元の広島市の会社である。ウェストHは上場企業(1407)であるが273億円(連結)も売上げている。前期は特損計上で21億40百万円の赤字に転落、自己資本も12億19百万円しかない。そこにヤマダ電機は目を付けたのであろう。

ベスト電器も過去ベストハウジングというリフォーム会社を持っていたが、いつのまにか分譲マンション屋に化け、ベスト電器の店舗改装のサヤ抜き会社に化けてしまった。
あくまで一般顧客のリフォーム事業に徹するならば、待っている市場は莫大である。
なお、ウェストH社は時流に乗った太陽光発電システム・オール電化・遮熱断熱塗装などの環境対応型リフォーム事業を積極的に展開しているとしている。
同社株は6月より急上昇、21日も大幅高となっている。インサイダーの疑いもあろう。
いずれ、ウェストH社はヤマダ電機に糾合されるのかなぁ?
向こうところ敵なし状態になったヤマダ電機も山田さんの目が黒いうちに屈強な経営体制作りが必要である。
 

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[ 2009年7月22日 ]
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