アイコン 栄光ゼミナール(埼玉)、オーナーと内輪揉めか?

栄光ゼミナールを展開する栄光は、親会社である信和管財の決算につき、営業外損失で自己資本より大きな損失が発生していることを表明した。

栄光は親会社の決算を6月22日発表しているが、29日ワザワザ、前期純資産額より今期の営業外費用が多いと表明している。決算書見りゃ分かることであり、現社長と元社長間で何かあっているとしか言いようがない。
なお、信和管財は栄光の持株会社的な存在であり、北山雅史氏が経営している。
同社の決算内容は、売上高はなく一般管理費が3,381万円、営業損失▲3,381万円、営業外収益8,701万円、営業外費用7,275万円、当期利益は▲1,873万円の赤字であった。


なお、栄光自体の決算は、ホテルと飲食部門の分離が計画通りできずに減損計上、また繰延税金資産の取崩等を行ったため、経常利益段階では24億60百万円を黒字計上したものの、最終利益は▲16億2百万円の赤字転落している。なお、売上高は309億75百万円と前年同期比3.1%増であった。
現経営者の近藤好紀社長が、過去から不動産開発事業を行ってきた旧経営者の北山雅史側を何ら牽制しているようであるが、二人の関係は栄光の創業メンバー。何かの策略か。
本業外のホテルは前期中に会社分割予定であったがそのままの状態、飲食事業は失敗から閉鎖、介護事業と文化事業部門は撤退完了したとしている。北山氏の負の部分を現在近藤氏が取り除いているようにも見える・・・・。
栄光ゼミナールは全国に376校持ち、生徒数も70,232名在籍している(09/3期)、予備校の大手。

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[ 2009年7月 1日 ]
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