ダイヨシトラスト(上場:福岡)第三四半期の業績状況
同社の第三四半期は、不動産業界にありながらパーキング事業という仕事の核を見失わず、結果安定した業績を計上している。
連結 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
2008年8月第三四半期 | 3,661 | 632 | 580 | 341 |
2009年8月第三四半期 | 3,391 | 484 | 426 | 207 |
連結 百万円 | 純資産 | 自己資本 | 自己資本率 | |
2008年8月第三四半期 | 1,667 | 1,641 | 21.5% | |
2009年8月第三四半期 | 1,818 | 1,818 | 24.5% |
旨くいけば大儲かりの不動産事業、同業者が殆ど本業を逸脱したため、窮地に陥っているパーキング業界である。同社は原油高の影響や節約ムードにより車に乗る人が少なくなり駐車場の稼働率が減少したため、管理する駐車場の台数も減少している。
まだ、天神界隈で10分100円の駐車場を見かける。来た九州地区ではバブルに乗じ値上げしたままとしている。こうしたパーキング屋は何れ淘汰されよう。