アイコン 商船三井、世界中物動かず

同社は3月期第一四半期(4~6月)の業績を発表した。前年同期5,075億円の売上高が2,974億円まで落ち込み、前年553億円の黒字が今期は130億円の赤字になった。

 

 なお、通期予想は1兆3,500億円 営業利益500億円 当期利益300億円と黒字を予想している。傭船比率が高ければ、利益に与える影響は低くなる。

日本郵船は2010年3月期予想を、売上高1兆7,100億円、利益▲50億円の赤字を予想している。
川崎汽船の2010年3月期予想は、売上高8,700億円、利益▲310億円の赤字を予想している。

今回のミニバブル時の世界景気は、化け物中国の北京オリンピックへ向けての建設ラッシュ、単細胞のブッシュによる石油代参物構想によるブラジル景気、アメリカソフト会社の下請けインド、オイル汚れのロシアの台頭により、世界は景気を反映して空前の物流増加を見せたが、山高ければ谷深し。
2年前の造船業界の過度の好況からしても再度船舶過剰時代に突入か。しかし新興国の台頭は事実であり、調整局面を脱すればまた動き出すだろう。
 

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[ 2009年7月28日 ]
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