ボロ儲かりの九州電力
昨年は燃料の重油や天然ガスの大幅値上がりで、失速した九電であるが、損したら国が値上げを認めてくれることから、今期の第一四半期はぼろ儲け状態になっている。儲けすぎたら、電気料金の値下げが必要であり、護送船団方式で赤字にはならない会社となっている。
連結 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期第1四半期 | 343,456 | 9,025 | 1,280 | 3,477 |
10年3月期第1四半期 | 342,121 | 26,822 | 20,003 | 12,477 |
販売電力量は、電灯、業務用電力などの一般需要は、オール電化住宅の普及による増加があったものの、小規模工場・商店の減少があったことなどから、前年同四半期並であった。また、大口産業用需要は、電気・輸送用機械や鉄鋼など主要業種の需要が減少したことから、前年同四半期に比べ 16.6%の大幅減少となっている。
この結果、総販売電力量は 190億1千万kWh、▲5.3%の減少となりました。
※大口需要先の使用電力が大幅に落ち込んでいるにもかかわらず、営業利益が大幅に増加しているのは、燃料費の下落もあったものの、一般需要先からボッタクッタ結果である。