アイコン ホリエモン 留守中の差し押さえにカンカン

六本木のホリエモンの自宅の65型テレビやゴルフバッグなど計5点(評価33万円程度)が差し押さえられ、来月競売へ付せられる。当差押えは、旧ライブドアや子会社の個人株主およそ1800人が、粉飾決算事件で上場廃止になり、損失を受けたとして、堀江貴文元社長や会社などにおよそ95億円の賠償を求めた裁判。このうち1審で約820万円の賠償を認められた株主6人の申し立てに基づいて10日、東京地裁の執行官が堀江元社長の資産を強制的に差し押さえた。

本人が留守中であったため、管理人に鍵を開けさせての強制執行であり、帰宅したホリエモンはカンカンとなっている様子。
なお、ホリエモンは、自身のブログで「お金を支払う意思があるのに強制執行するのは嫌がらせだ。執行の停止を申し立てたい」とコメントしている。
ホリエモンは最近良くテレビ出演しているが、お金について、殆どなくなったが、少しはまだ持っていると述べており、スイスの銀行あたりに預金でもしているのであろうか、桁違いの少しを。
彼の手法が100%法律違反だとすれば、日本の株式市場など存在しないだろう。投資ではなく、投機により株式市場は成立しているのであり、その部分がなくなければ妙味はなく、誰も振り向かなくなる。国内外の大手ファンドは、うまいことマスコミを動員させて大儲けしているのが実情である。ライブドアの株主にしても投機目的で大儲けしようと思い購入しているのであり、そのリスクは常に付きまとうものである。
数千兆ドルの資産が世界から消えたリーマンショックでさえ、規制できる立場のアメリカ政府がリーマンが破綻するまで規制しなかった責任により、賠償させられることになることは現実にはない。
何でもありの株式市場である。富士通では、オーナーでもない相談役が、代表取締役社長を昨年9月首にしたが、富士通は「代表取締役社長は病気による辞任」と発表、その後事実が明らかになっても東証より特にお咎めもなく、単に口頭注意で済んでいる。富士通で改革路線を突っ走った野副社長、テレビ局支配に動いたホリエモン、出る釘は打たれるこれが日本の現実である。
内輪でそうこうしている間に、日本は車もテレビも世界から見放されつつあり既に陥落、現在は韓国・中国の世となっている。巻き戻せ日本。
 

[ 2010年3月11日 ]
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