県によると同日10時ごろ、九州農政局から堤防道路周辺の生物調査の依頼を受けた九州環境管理協会（福岡市）の職員6人が調整池南東の水面で、浮いたり沈んだりしていたワニ3匹を偶然見つけた。
　
　長崎県は「諫早湾干拓の南部排水門付近の調整池内で、7月23日に、「ワニ」と思われる生物が目撃されたとの情報が入りましたので、ご注意ください」との警告を発表した。　　
　長崎県はペットとして飼われていたワニが逃げ出したか、飼い主が放した可能性があると見ている。

　長崎県は調整池に流れ込む川にもワニとみられる動物が移動するおそれもあるとして、川の周辺11か所に注意を呼びかける看板を立てることにしている。