アイコン 長崎市の駅区画整理と長崎県の新庁舎建設計画について(2)アミュプラザ3倍拡張へ

アミュプラザ長崎現在長崎市は事業主として、JR長崎駅一帯を区画整理事業地として再開発に乗り出している。メインとなるのは新長崎駅舎建設となるが、現在の駅舎から150メートル奥に移転する。そうすることで新幹線の駅舎スペースを事前に造っておくというもの。
今回の事業はJRのための再開発でもあることがわかる。
ところが、(1)の高層ビルの県庁舎や容積率問題以外に大きな問題が浮上している。それは、現在のアミュプラザを3倍規模に拡張するというもの。

現在、アミュプラザは国道(駅構内)に面して所在するが、駅そのものが150メートル奥へ移転することにより、その間に空くスペース(現駅舎)に、現在のアミュプラザを3倍に大増床して商業施設を造る計画がなされているというのである。
当然、JR九州にとって、長崎県庁や警察庁舎などが移転して来ることから、また新幹線開通で観光客も取り込めることから商算ありとしての計画であることは疑いの余地がない。アミュプラザの大拡張ともなれば、駐車場問題も浮上しようが、JRのための再開発であり、操車場跡地も区画整理され、膨大なJRの新たな綺麗な土地が生み出され、全く駐車場の問題はない。また、新県庁の駐車場も土・日・祭日には、県民に格安で開放されることも考えられる。

・大型商業施設の建設は、まちづくり3法で規制されているが、これは郊外型の大型商業施設の開発を抑制して、都心のシャッター通りを回避するために設けられた法律である。 
そのため、都心部の開発にはあまり関係なく、長崎市自身がアミュプラザの3倍増設計画を後押ししている区画整理事業となっている。それに新設ではなく増設となる。
つづく
 
[ 2011年2月 7日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •