アイコン 化粧品はどこで買ってますか 化粧品市場/富士経済

2009年の化粧品市場は、経済の悪化から、高級品の売上高の6割を占めるスキンケア商品が前年比2.2%減じ、2割を占めるメイキャップ商品が3.8%と落ち込んでいる。
「ツバキ」などが位置する中価格帯は全体売上高の40%を占めるが、低価格品への移行もあり、同3.8%減少している。
低価格帯は、ポイントメイク化粧品が多く、より低価格品への移行や買い控えにより同1.2%減じている。男性用化粧品は、「ギャッツビー」など若い人を中心に伸びている。 

その結果全体では、前年比2.3%減少して2兆1,799億円の市場であった。2010年も09年より1.5%減少するとしている。

<化粧品全体の市場規模>
 消費者不況でデフレへ進み、売上高は減少し続けている。
  2009年  :2兆1,799億円(前年比:97.7%)
2010年見込:2兆1,479億円(前年比:98.5%)

<販売チャンネルは>

販売チャネル
2009年
構成比
ドラッグストア
,019億円
27.60%
 
 
 
量販店
,844億円
13.00%
 
 
 
通信販売
,700億円
12.40%

安く買えるドラッグストアでの購入が増加している反面、対面で安売りがきかない量販店の売上高は減少し続けている。通信販売は、化粧品店・薬局を抜き3位に浮上、今後も増加していくものと見られている。

<購入形態は>

販売形態
2009年
構成比
カウンセリング
1兆3,617億円
62.50%
 
 
 
セルフセレクション
,182億円
37.50%

化粧品売上高の40%を占めるスキンケア商品は、これまでカウンセリング型が多かったものの、最近ではセルフ型での購入が徐々に増加している。

[ 2010年9月18日 ]
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