アイコン 坂の上の雲

投稿者 = 腐敗の清国

坂の上の雲

坂の上の雲を見終わったところです。
国家がいや日本が何故維新を成し遂げ古い封建制国家から一躍帝国主義国家に成りえたのでしょうか。
やはり平均的日本人の倫理観、己の利益のみを考えることを否定する一般的ムード(エートスというのでしょうか)が国家を覆っていたからでしょう。
もちろん私欲の上に財貨を築くものも多数いたのですが国民の多くが利己のみを至上とはしていなっかた、やはり国家が若かったのでしょう。
老いて腐敗臭漂う末期の清国にも多くの俊英が
革新を標榜して血刀の下に散華していきました。
残念ながら老いた体には若い血潮は仇花であったのでしょう。

今改めて成長戦略を声高に叫ばねばならない程
日本は成熟し、既得権益が日本の全身を捕捉しています。
一つ一つの権益は小人でも全身を覆うほどあらゆるところにその根っこがあればさすがのガリバーも立ち上がることなくやがて野辺に朽ち果てるしかありません。
日本に若い血潮がありそれを受け入れる体力があってほしいものです。

さて腐臭の源の一つが大橋靖雄教授です。
20年程前、埼玉医大・独協大医学部で裏口のゲートキーパーで糊口をしのいでいた先生は
治験の統計処理と言う宝の山を掘り当てました。
日立とスタットコムという治験会社を作り日本の
治験の方向に大きな影響を有しています。
しかし日本の治験レベルは世界に大きく遅れ
改めて成長戦略と題して問題視せねばならないほど彼の足跡は失敗の典型となっています。
厚生官僚得意の不作為と大橋教授の厚顔の織り成す哀れなコラボレーションです。
次回はいかにして日本の治験が斯くも堕ちた原因を述べたいと思います。

[ 2010年12月14日 ]
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