アイコン 長崎県輩出の西岡参院議長/菅首相と仙谷官房長官「国家観、政治哲学欠落」と痛烈批判

西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」に寄せた手記で、「国家観、政治哲学を欠いたままでは、国を担う資格なし」と、菅直人首相と仙谷由人官房長官を痛烈に批判。
 自衛隊を「暴力装置」と表現した仙谷氏については「彼の発言は国会答弁の名に値するものではない。弁護士の経験からつかんだものであろう『法廷闘争』のやり方だ」とばっさり切り捨てている。
菅首相についても「あまりに思いつきでモノを言うことが多すぎる」とした上で、「尖閣諸島をめぐる政府の無策ぶりを見ても、菅政権は政策無策にとどまらず、そもそも国家に対する『哲学』すらないのではないか」と酷評して痛烈に批判していることが判明した。

これまで政治のど真ん中を真正保守として行動しつづけてきた西岡参院議長であり、これまで政権側を批判ばかりしてきた雛っ子の菅政権に政治に対する志というものを感じられないとしているのだろう。

 菅首相は、参議員選挙では軽率にも消費税に言及して大敗を期したにもかかわらず、公務員制度の抜本的改革を進めもせず、国会議員の定数問題にも手を付けず、「国民生活が第一」と標榜しながら消費税増税ありきである。またTPP問題ではチリやニュージーランド、オーストラリア、アメリカなど農産輸出国や日本の輸出企業にオルグられ、NHKはじめマスコミを使い民意をも誘導、まさしく政権にすがり付く脳だけは持つ、国家観など微塵もない菅直人である。

 よくぞ、我が長崎県輩出の西岡参院議長が意見してくれた。

(西岡武夫参院議長は、早大時代、父・竹次郎氏(衆議5期)が創刊した「長崎民友新聞」の経営に携わる。昭和33年早大卒。昭和34年、「長崎民友新聞」が「長崎日日新聞社」と合併、「長崎新聞社」が発足。長崎新聞社では常務取締役社長室長、論説委員などを歴任。母のハル女史は自由党初の女性議員として婦人参政権運動に尽力した人で知られる。今の長崎新聞は論説記事一つまともなものがない御用聞き新聞に化かしているようだ・・・)

[ 2011年1月 7日 ]
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