アイコン ネットで焼酎違法転売13億円 熊本国税が38人処分

酒類販売業免許がないのに、入手困難な「プレミア焼酎」をインターネットオークションなどで大量に高値転売したとして、熊本国税局が2010年3月までの5年間に鹿児島、宮崎両県などの38人を処分した。
転売は一升瓶(1.8ℓ)換算で計約26万本分。約13億円が違法に売り上げられていた。

38人のうち、約6割が鹿児島県在住。宮崎県が3割で両県あわせ約9割。2年10ヶ月間で一升瓶3万2000本分を違法販売して、1億4200万円を売り上げ荒稼ぎしていた鹿児島県内の無職男性もいた。
38人に対する処分は、無免許販売の犯則金が計600万円。さらに4億4,600万円の所得隠しや申告漏れを指摘、重加算税を含め3,400万円を追徴課税した。
同国税局は、鹿児島、宮崎は人気銘柄のメーカーが多く、全国的にも違法転売が多い。あらゆる機会、方法で情報を集め、厳正に対処するとしている。
 同国税局によると、酒類を継続的に販売するには所管の税務署長から免許を受ける必要がある。数本程度なら無免許販売しても業とみなされず処分されないが、継続性や大量販売が確認されると国税局の処分対象となり、悪質な場合は刑事罰が科される。
参照:1月6日南日本新聞
プレミア鹿児島焼酎 : 森伊蔵、村尾、魔王、佐藤、萬膳、月の中 など
 

[ 2011年1月11日 ]
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