アイコン ㈱唐津ゴルフ倶楽部/民事再生申請

ゴルフ場九州の名門ゴルフ場である(株)唐津ゴルフ倶楽部(佐賀県唐津市菅牟田64-1、代表:金子晴信)は、1月14日民事再生法の適用申請を提出した。申請代理人は服部弘志弁護士(電話03-3580-0123)。負債額は約56億円。

同社の設立は1987年9月である。当ゴルフ倶楽部は、1937年にオープンした九州でも5番目に古いゴルフ場。しかし、9ホールであったため、新設された当ゴルフ場の経営会社である(株)唐津ゴルフ倶楽部、会員権を発行して、開発資金を捻出、増設して18ホールのコースとした。
同社はそうした会員権の償還問題を一度は償還延期したものの、再度償還期の問題を抱えていた。しかも最近の経営(2010年3月期)は、売上高が約4億円、▲77百万円の赤字となっており、償還問題以前のゴルフ場の運営に関わる経営問題もあった。こうした経営状況から今回の事態に至ったものである。
なお、昭和自動車との関係は、破綻解説にて掲載している。
 

[ 2011年1月15日 ]
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