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（株）ちゃんと。／民事再生申請
（株）ちゃんと。（東京都港区西麻布１－１５－１、代表：岡田賢一郎）は２月１０日、民事再生法の適用申請を行い、保全命令を受けた。申請代理人は島田敏雄弁護士（電話０３－３２３９－３０３１）ほか。負債額は約36億円が見込まれる。
同社は、無国籍料理の「ちゃんと。」や韓国式炉端の「いふう」、和食の「橙屋」「KEN’S DINING」など36店舗の居酒屋を東京と大阪で営んでいる会社。2007年2月期には年商69億円を計上していたが、サブプライムローン問題からなる世界不況の突入により、業績を急激に悪化させ、不採算店の閉鎖などもあり2010年期の売上高は48億円まで減少、更にアメリカ子会社に対する不良債権も発生して9億円の赤字を露呈していた。その後も業績の改善は見られず、今回の事態に至った。
[ 2011年2月11日 ]
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