アイコン (有)松阪米穀/民事再生申請

米穀卸業者の(有)松阪米穀(三重県松阪市清生町638-2、代表:堀口茂男)は2月15日、民事再生法の適用申請を行い、同日保全命令を受けた。申請代理人は村瀬勝彦弁護士(電話059-213-0152)。負債額は約11億円が見込まれる。

同社は、スーパー等の量販店や米屋さんなど多くの顧客を持ち、一時は20億円以上の売上高を計上していたが、米価格の低下や同業者間の競争激化で、昨年の2010年1月期には13億円台まで落としていた。特に量販店向けは競争がはなはだしく採算を悪化させ、総じて売上高の減少もあり、債務超過に陥っていた。資金繰りは殆ど借入金で賄われており売上高の減少や利益率の悪化に耐えられず、今回の事態に至った。
 数多くの顧客を有しており、不採算取引をやめたら再建は可能かと思われる。
 

[ 2011年2月18日 ]
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