同社は食肉卸、食肉加工および「とりでん」という店舗の外食事業の３部門を展開し、０７年７月期には２１２億円の年商を計上していた。その間、熊本県宇城市で工場開設、本社購入など設備投資も大きくなっていた。しかし、０８年に発覚した牛の銘柄不正が発覚して信用をなくし売上高がダウン、１０年には口蹄疫問題から更に売上に落ち、赤字に至っていた。１０年期には１１９億円まで落ち、債務超過に至った。食肉部門の売却などリストラを進めたが奏功せず、これ以上支えきれず、今回の事態に至った。