アイコン 軽貨急配(株)関連のタイガー管理(株)/自己破産

軽貨急配(株)関連のタイガー管理(株)(東京都足立区千住1-4-1、代表清算人:齋藤正継)は4月12日、破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、巻之内茂弁護士(電話03-5212-7411)が選任されている。負債額は債務保証含め約19億円。

「トラックを持たない運送会社」として個人事業主を募集し、個人事業主に独自仕様の軽トラックを高額販売した上で、配送業務の委託契約を締結。グループ会社の設立や、M&Aで企業規模を拡大。大証2部に上場、06年3月期の年収入高は約378億円を計上していた。しかし、個人事業主の軽トラック購入の返済金が滞り、信販会社への債務保証から、長期未収入金や破産更生債権が発生、財務内容を悪化させた。そのため自己資本増加のため転換社債を乱発。2007年4月にトラステックスホールディングス(株)に商号変更し、同社は純粋持株会社に移行した。
08年7月に不適切な会計処理が発覚09年2月上場廃止。今年2月には、新:軽貨急配(株)等の全株式を売却。3月31日に株主総会の決議により解散しており、最終処理として今回の申請を行ったもの。
 

[ 2011年4月21日 ]
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