アイコン 辻学園調理技術専門学校の学校法人辻学園/民事再生申請

辻学園辻学園栄養専門学校の学校法人辻学園(大阪市北区西天満1-3-17、理事長:辻義光)は4月26日、民事再生法の適用申請を提出し、同日管理命令を受けた。
 申請代理人は西村勇作弁護士(電話06-6364-2764)。監督員には中井康之弁護士(電話06-6201-0361)が就任した。負債額は約28億円が見込まれる。

辻学園は、大正6年に辻徳光氏が東京都港区に「日本割烹講習会本部」として創業、昭和59年3月「辻学園栄養専門学校」として法人化された。
全国でも有名な調理専門学校。平成18年4月にはスウィートブームもあり、調理師免許や製菓衛生師取得のための「辻学園調理・製菓専門学校」を創立して、調理師学科、高度調理技術学科、製菓衛生師の3学科とした。平成19年3月期の年商は約24億円であった。

しかし、リーマンショック以降、消費不況は深刻さを増しつづけ、消費者の高級スウィート離れもあり、入学する生徒も激減、平成22年期には12億円台まで収入が落ちた。
新校舎などへの投資負担も過大なことから、新たな資金調達もできず、資金繰りに窮し今回の事態に至った。

[ 2011年4月27日 ]
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