アイコン 西部ガス/3月決算  今期は利益大幅減へ

同社の売上高は、大口需要の稼働増加によるガス販売量の増加や原料費調整制度に基づくガス料金単価の上方調整の影響等によりガス売上が増加したことに加え、連結子会社においてもLPG売上が増加したこと等によって、前期に対し6.1%増の1628億42百万円となった。
一方、費用面は、為替が円高で推移したものの、原油価格の高騰等による都市ガス原材料費の増加及びLPG仕入価格の上昇に加え、都市ガス及びLPG販売量の増加に伴い原料使用量が増加したこと等によって、売上原価が大幅に増加した。
この結果、経常利益は前期に対し▲4.8%減の79億49百万円となり、当期純利益は前期に対し13.8%増の46億94百万円となった。

今期については、平成23年度の連結売上高は、都市ガス販売量が22年度に対し0.5%増加の866百万㎥と想定していることと、原料費調整制度に基づくガス料金単価の上方調整が見込まれることから、8.7%増加の1770億00百万円となる見通し。
利益については、前提となる原油価格(全日本CIF価格)を110ドル/バレル、為替レートを85円/ドルで想定しており原材料費の増加が見込まれることから、営業利益は22年度に比べて52.8%減の40億00百万円、経常利益は56.0%減の35億00百万円となる見通し。また、当期純利益は57.4%減の20億00百万円となる見通しとしている。

LNGはco2の発生も少なく、原発に比べれば比較しようもないぐらい安全である。しかし、国、電力業界・住宅業界あげてのオール電化住宅キャンペーンで、多くの新規マンションがオール電化となっている。原子力発電の夜間発電部分を格安で販売することにより、オール電化を推進している。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
153,411
9,066
8,348
4,126
11年3月期
162,842
8,471
7,949
4,694
前期比
106.1%
93.4%
95.2%
113.8%
12年3月期通期予想
177,000
4,000
3,500
2,000
通期予想/前期比
108.7%
47.2%
44.0%
42.6%

 
[ 2011年5月 6日 ]
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