前田建設工業/3月決算予想 特損で赤字転落へ
同社は特別損益について、利益計上については、本店の旧所在地(東京都千代田区)における市街地再開発事業に伴い、移転補償金23億円を特別利益に計上する見込み。
損失については、不動産市況の著しい悪化などにより、販売用不動産評価損10億円を計上する見通し。また、取引先の信用不安などに伴い、一部の債権回収について懸念が生じたため、貸倒引当金繰入額10億円を計上する見込み。
投資有価証券評価損は38億円を計上する。
財務内容が良くても、所有不動産での損や所有株式による損で、営業とは関係ないところで大幅損を露呈している。こうしたことは、単に経営者の責任である。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期前回予想 | 307,000 | 3,100 | 2,200 | 1,800 |
11年3月期今回予想 | 292,000 | 1,900 | 1,400 | -2,500 |
前回予想比 | 95.1% | 61.3% | 63.6% | |
10年3月期実績 | 328,625 | 2,683 | 3,569 | 2,376 |
今期予想/前期比 | 88.9% | 70.8% | 39.2% |
[ 2011年5月 9日 ]
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