南陽(福岡、上場)/3月決算 回復途上
同社は建設機械に関しては、厳しい状態が続いているとし、東南アジアでは円高で高くなった日本の中古建設機械より、安価になった欧米の中古機械の調達に動いているとしている。
産業分野では、IT関連業界は、中国、東南アジアにおける旺盛な需要を反映し、大手電子部品・半
導体メーカーの設備投資が活発に推移するとともに、生産についても高水準で推移した。
このような状況の中、LEDを始めとした省エネルギー分野や、拡大が続くスマートフォンに関わる案件獲得に努めた。この結果、電子部品・半導体製造装置の販売が、好調に推移するとともに、生産増加に伴い消耗部品・生産部品の販売が好調に推移した結果、売上高は155億8千9百万円(前期比62.2%増)、セグメント利益は7億3千3百万円(前期比111.5%増)となったとして、当分野は今では同社の収益の柱となっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期 | 21,897 | 152 | 101 | 114 |
11年3月期 | 28,527 | 752 | 731 | 423 |
前期比 | 130.3% | 494.7% | 723.8% | 371.1% |
12年3月期通期予想 | 27,000 | 500 | 500 | 300 |
12/3予想/11/3期比 | 94.6% | 66.5% | 68.4% | 70.9% |
[ 2011年5月10日 ]
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