大京/3月決算予想 利益大幅増へ修正
同社は修正理由を、売上高は、新築マンション販売における契約・引渡しが順調に進展し、当初計画を上回る水準で推移したことなどにより、前回発表を53億円上回る見通し。
営業利益は、個別プロジェクトの事業計画の見直し、個別エリアの先行きの需給バランスを睨んだ価格調整などにより、たな卸資産の評価損を営業原価に約81億円計上したものの、売上高の増加に加え、マンション売上総利益率の改善および販管費の削減が寄与し、前回発表を10億円上回る見通しとなったとしている。
評価損81億円を営業原価に組み入れての大幅増収は、同社が回復基調にあることを鮮明にしている。首都圏に強いだけのことはある。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期前回予想 | 290,000 | 12,500 | 8,000 | 7,000 |
11年3月期今回予想 | 295,300 | 13,500 | 10,700 | 9,700 |
前回予想比 | 101.8% | 108.0% | 133.8% | 138.6% |
10年3月期実績 | 318,356 | 9,098 | 6,359 | 6,307 |
今期予想/前期比 | 92.8% | 148.4% | 168.3% | 153.8% |
[ 2011年5月10日 ]
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