アイコン 旧名「日本ベニア」のジューテックホールディングス/3月決算

旧社名が日本ベニア、ベニア板(合板)を扱う第一人者である。同社は、震災復興銘柄として着目されている。特に住宅の建築現場で不足している構造合板は、目が粗い針葉樹製が殆ど、被災した三陸海岸で多くが生産されていたため、第一次震災対策用の仮設住宅の生産にも支障をきたし、大臣自ら買占めは処罰する旨を公言するなど、パニック状態に陥った。

そうしたことから、仮設住宅用は、被害に遭わなかった生産工場から優先的に回され、今では支障もなくなっているようである。お盆までに5万5千戸東日本の被災地に建設され、その後は本格復興のための住宅や集合住宅が、当該数以上に建設される見通しである。同社は、今後とも合板や住設機器などの流通問屋としてその恩恵に授かろう。緊急公共復興事業であり、も少し利益が取れるようになるかは企業努力次第。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
122,698
375
676
647
11年3月期
131,442
936
1,334
744
前期比
107.1%
249.6%
197.3%
115.0%
12年3月期通期予想
135,000
850
1,130
550
12/3予想/11/3期比
102.7%
90.8%
84.7%
73.9%

[ 2011年5月19日 ]
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