アイコン ソディック/3月決算 急回復 LED事業へ参入 円安メリット

同社は放電加工機、射出成形機などの産業機械メーカー。同社によると業績を反映して、中華圏市場が好調を維持したほか、欧州地域や米国においても世界的金融危機以降継続していた需要低迷は底を打ち、放電加工機の設備投資の需給環境は大幅に改善した。また、LED製品市場の伸張を受け、同製品向けの射出成形機の設備投資需要も拡大した。

このような経営環境の下、当社グループは急回復した放電加工機、射出成形機需要に対応するため生産の増強に努めたほか、開発においても新興国向けにコストパフォーマンスに優れた工作機械の開発も行った。
販売面におきましても世界的な工作機械の展示会「IMTS2010」(米国開催)、「DMC2010」(中国開催)、「JIMTOF2010」(日本
開催)をはじめとして多くの展示会に出展し、ユーザーニーズの高まる自動化システムや環境負荷の低いリサイクル可能な消耗品を紹介し、顧客の獲得に努めた。さらに、新事業として今後市場規模の拡大が見込まれるLED照明事業にも新規参入し、業績の安定と向上に取り組んだとしている。

 日本経済がボロボロなので円安へ動くのは必然であるが、米の低金利を利用した本場のハゲタカが、低金利資金を使用して円高を誘っており、世界経済攪乱罪のハゲタカを撃ち落す必要がある。そうすれば、経済実態を反映した円となり、同社などは大きく円安メリットを受けることになろう。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
36,761
-2,688
-3,073
-3,669
11年3月期
54,213
5,599
3,944
5,111
前期比
147.5%
 
 
 
12年3月期通期予想
57,000
6,300
5,400
4,300
12/3予想/11/3期比
105.1%
112.5%
136.9%
84.1%

[ 2011年5月20日 ]
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