ワールドインテック/いよいよ本格的にマンション開発へ
北九州市発の人材派遣・業務請負業の同社は、破綻した大手デベロッパーであったニチモの関東事業部門会社であるニチモリアルエステートを、日建を通して買収、不動産事業に本格的に乗り出した。既に東京都心の12ヶ所に開発用地を取得しているという。
同社のこうした物件取得の金融スポンサーは、地場デベには冷たい福岡銀行である。
同社のこうした動きに株価も急動意している。今後当不動産が開発された場合、同社の売上高・利益とも位を変えるものとなろう。
元々同社は、不動産会社のみくに産業が設立した会社であり、IIDA総研26.89%、伊井田会長が20.08%の株を所有している。
みくに産業グループには、九州北部リハウス(三井不動産販売と共同出資)、シティコート、九州アセット、ふくろうの家工房、特定非営利活動法人(NPO法人)グリーンハウジングなどがあり、関連のワールドインテックがニチモの関東部門会社ニチモリアルエステートを手中に納めたことから、今後関東での不動産開発が積極化していくものと思われる。
北九州市出身の東京デベでは、賃貸マンション開発のスカイコート(豊国興産の系統)が知られている。
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