パワービルダーの飯田産業/4月期決算予想修正 震災の影響受ける
同社は6月3日、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による影響により、例年において3 月中旬から4 月中旬までの期間は、期末売上決済が可能で相当数の販売が見込める期間でありながら、顧客心理に影響して販売が落ち込んだ。
さらに大震災直後の計画停電や燃料不足による物流の停滞、被災地に所在する資材・住宅設備工場の被災による資材・住宅設備の不足による工事遅延・期末引渡予定の繰越などによって、売上高の減少につながり、売上高が前回公表予想を下回る見込みとなった、また当期純利益は前回公表予想を達成するものの、営業利益および経常利益は前回公表予想を下回る見込みとなったと公表した。
住宅業界全体の震災の影響を代表したものといえる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年4月期前回予想 | 134,600 | 15,000 | 14,300 | 8,000 |
11年4月期今回予想 | 120,300 | 14,000 | 13,300 | 8,200 |
前回予想比 | 89.4% | 93.3% | 93.0% | 102.5% |
10年4月期実績 | 114,162 | 10,872 | 10,367 | 5,949 |
今期予想/前期比 | 105.4% | 128.8% | 128.3% | 137.8% |
[ 2011年6月 6日 ]
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