アイコン 第3セクターの(株)釧路振興公社/特別清算

釧路市主体の第3セクター(株)釧路振興公社(北海道釧路市浦見6-3-8、代表清算人:笠井真一)は7月1日、釧路地裁へ特別清算を申請する。負債額は約109億円。
釧路市が、バブル時代に浮かれて企業誘致のため民間企業からも出資させ、大規模土地開発をしたものの殆ど売れず、天下りの生き残りのため日本料理亭園「六園荘」、釧路市生涯学習センターのレストラン「ポルト」、釧路市農村都市交流センター「山花温泉リフレ」などの運営・管理を手がけて、釧路市の財産を食い潰した天下り組織である。これまでの天下りの理事たちは腐るほど報酬を得ていた。早期に処理をしなかったため、赤字が拡大した釧路市の歴代の市長の責任である。

「山花温泉リフレ」の施設は民間企業に管理業務を移行、レストラン「ポルト」、日本料理亭園「六園荘」は事業停止することになっている。
当然損失は、みんなの税金で処理される。代表清算人には市長がなるべきところ、弁護士に委任している。
こうした第3セクターが全国にはまだ山ほどある。銭の使い道も知らない地方公共団体にあり、地方分権・銭よこせなどとんでもないことである。
総務省は地方自治体に手は打っているものの、早急に全国のこうした問題の第3セクターを破綻させるべきである。天下りの報酬や退職金のために税金を投入する銭は今の日本にはない。

[ 2011年7月 1日 ]
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