(株)ヒオキ/自己破産へ
化粧面材の(株)ヒオキ(北海道帯広市西25条北1-3-6、代表:作間禎身)は8月30日事業停止、事後処理を村上英二弁護士(電話0155-24-2692)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約21億円。
同社は昭和29年創業のドアなどの各種枠材・幅木などの面材や化粧合板などを製造する会社である。しかし、リーマン・ショック以降、建築着工件数の大幅落ち込みが続き、同社の需要が激減したままとなっていた。以前の売上高は30億円以上あったものの、平成22年10月期には16億円台まで落ちていた。
損益面も材料費の高騰もあり、赤字が続いていた。東日本大震災直後には、材料の集成材類の暴騰もあり、価格は落ち着いてきたものの、需要の回復はなく、これ以上支えきれず今回の事態に至った。
[ 2011年8月30日 ]
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