アイコン 九州電力から早稲田に20億円  佐賀県にも40億円「やらせ」誘導の必然性

2009年2月の報道などによると、九電は、玄海原発プルサーマル発電導入期の前に佐賀県の3事業へ次の通り寄付をしている。

1、2013年開業予定の医療施設・九州国際重粒子線がん治療センター(鳥栖市)に約40億円。
(古川知事が大喜びの目玉の医療施設であり、現在建築中。九電さま様である)
  こうした喜び組の「原発マネー」が、古川知事の「やらせメール」誘導事件を引き起こしたと言っても過言ではなかろう。

2、10年春新規開校した早稲田佐賀中学校・高等学校(唐津市)に約20億円
(私立の学校に対して20億円も寄付。公立ではない、私立の学校に。いいのか?)
(早稲田側から進出の打診があり、唐津市が誘致した。校舎は廃校した公立の唐津東中学校・高校の跡地を改修して開校、2010年4月)

唐津市は、市町合併で原発地の玄海町と隣合わせになり、プルサーマル導入の九電が、佐賀県と玄海町だけで説明会を開催したことから立腹、唐津市議会が態度を硬化させた。 
渋々、九電は唐津市議会で説明会を開催、その見返りも25億円にのぼった。

3、2009年秋に開設された唐津市の市民交流プラザに5億円。
(これは地域振興として役立ったか。天下りの巣になったか?)

の計、約65億円+7億円(漁業組合)+@がプルサーマル発電の見返りに、九電から支払われている。(あくまで、判明分のみである)

 九電の川内原発では3号機建設が実質OKとなった。これまでに原発マネーの地元対策費として川内市や近隣市町村は、どれほど貰ったのだろうか? ♪もらわにゃ損損。

 こうした額が、一般家庭から徴収された電気料金から支払われている。電気料金は、値上げも値下げも国の管理下にある。

玄海原発・川内原発近隣で、原発マネーの原発交付金を貰っていない多くの市町村は、今回の福島原発の水素爆発により、国や県に予算獲得の陳情に行くより、九電に陳情に行った方が効果的かもしれない。駄々こねるとか。♪もらわにゃ損損。

日本の電気料金が、欧米の倍、韓国より3倍も高いのが分かるような気がするが・・・。
 

九電
[ 2011年9月 9日 ]
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