アイコン フォレスト電機(株)/自己破産へ

電子機器開発製造のフォレスト電機(株)(東京都小金井市前原町4-7-3、代表:森統洋陸)は10月5日事業停止、事後処理を正野建樹弁護士(電話03-3264-6452)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約7億円。

同社は昭和61年12月設立の認識センサー関連の処理装置製造会社。オリジナル電子機器やOEM品の製造などにより平成19年12月期は約15億円の売上高を計上していた。
しかし、リーマンショック以降電子機器メーカーからの受注は減少。同社はセンサー技術を応用した自社開発品の「アルコール飲料検査装置」や「睡眠時無呼吸症候群測定機」など医療関連測定機器を開発して伸長させ、平成22年期には約8億5000万円と前期に比し売上高を少し回復させてきていた。
ところが、取り扱っていた取引先が今6月倒産して焦付き、受注も東日本大震災後減少し続け、資金繰りに窮し今回の事態に至った。 

同社は、開発力が旺盛な会社であり、特許等も有しユニークな企業、事業・人材だけでもどっか引き継いでもらいたいものである。
商品を開発するための各種機械も多種擁している。

企業の皆さん方にあっては、倒産する時は可能な限り取引先に迷惑をかけず、金融機関にいっぱい焦げ付かせて倒産しましょう。

[ 2011年10月 7日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索