(株)健翔/特別清算
医薬品卸の(株)健翔(広島県廿日市市峠権現245-68、代表清算人:中川一哉)は10月24、広島地方裁判所において特別清算の開始決定を受けた。負債額は約12億円。
同社は平成10年11月㈱オムエル(22.50%)、㈱サンキ(22.50%)、成和産業㈱(22.50%)、㈱セイナス(22.50%)、㈱パルタックKS(9.97%)の出資を受け設立された資本金4億6500万円の医薬品卸業者。
ドラッグストア向けに医薬品小売店向けの卸売を中心に健康食品、日用雑貨品などを取り扱い、平成16年3月期には約124億円の売上高を計上していた。その後は焦付きの発生や同業者間の競争激化により、平成22年期には約110億円の売上に減少、赤字を露呈して自主経営に行き詰っていた。そのため提携している会社が受皿会社を作り、3月にその会社に事業譲渡していた。
[ 2011年11月 9日 ]
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