アイコン シルバー精工(株)/破産開始決定 遂に消滅

編機メーカーのシルバー精工(株)(東京都中央区日本橋小網町18-11、代表:嶋田彰)は12月27日、東京地方裁判所において、再生手続きの廃止決定を受け、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、監督員の大川康平弁護士(電話03-3274-2571)が選任されている。負債額は約12億円。

同社は昭和27年10月、画期的な毛糸の編機を製造販売し、庶民の女性にセーターを自分で作る喜びをもたらした。しかし、セーターが手編み、編機と 変遷するなか、大量消費時代に突入、大量生産の安価なセーターが市場を制覇、編機のニーズは途絶えた。同社はプリンターなどへ事業転換を図ったがままなら ず、最後はバァバァ引き合戦の仕手株屋のおもちゃにされていた。一時代を創った企業であった。

[ 2012年1月 6日 ]
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