アイコン 写真集「未来へ伝えたい陸前高田」

正月田舎へ里帰り、恒例により親戚が集まったが、陸士60期生の叔父が「未来へ伝えたい陸前高田」の写真集を持ってきていた。陸前高田に遠い親戚もあり、 叔父は3度ほど同地へ行ったことがあるそうだ。そのため、その親戚が叔父に送ってくれた写真集であるが、歩いた松林も何もかもなくなっているという。ま た、陸前高田の親戚は高台にあり難を逃れたが、その親戚の人たちが何人も亡くなられたそうである。ご冥福を祈らずにはいられない。哀悼。

当写真集は、津波で失われた古里の姿を記録に残そうと陸前高田市のタクミ印刷さんが、多くの方から写真提供も受け、昨年8月発刊されたものである。殆ど文章はなく、淡々と同じアングルから震災前と震災津波襲来やその後を捉え撮影されている。

陸前高田と言っても遠い九州の方々などは、なかなか場所もわからないだろうが、TVで放映される震災で唯一残った「1本松」のある町である。

叔父は海岸近くにあった大きなホテルに宿泊していたという、今では建物だけは残っているものの、周囲は何もかも何もかもなくなってしまっている。

写真集の殆どがこのように震災前後を対比した写真集になっており、自然の脅威に改めて驚愕させられる。
当写真集は、決して営利目的ではないが、既に1万部が販売され、大船渡も入れて増刷されたとのことである。

写真集「未来へ伝えたい陸前高田」:A4判、全カラーの96P 1,500円(送料別)。お問合わせ先:タクミ印刷:電話0192-55-2178

写真集「未来へ伝えたい陸前高田」

[ 2012年1月10日 ]
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