アイコン 大村工業、春高バレー初優勝

大村工業、春高バレー初優勝

バレー男子決勝戦・特設コート・第1試合・2012年1月 9日午前10時30分

20 - 25、25 - 23、25 - 16、22 - 25、と第3セットを25 - 16で奪取、初優勝に大手を掛けた大村工業だったが、最後の最後まで驚異的に粘る創造学園(長野県)に追いつかれフルセットに持ち込まれた。そんないやな雰囲気を吹き飛ばしたのが キャプテン富永航一。最後は15 - 11、大村工業、念願の春高バレー初優勝瞬間の1点を決めたのも富永航一だった。

http://volley.nbp.ne.jp/haruko2012/game/male/1030

日本一を目指し、決勝のコートにたどりついたのは、創造学園(長野)と大村工(長崎)。今年も決勝戦にふさわしい大熱戦が繰り広げられた。
 創造学園の柳澤広平、大村工の冨永航一、両チームのエースの打ち合いで幕を開け、両者の力がぶつかり合った第1セット、勝負どころでのラリーを制した創造学園がセットを先取する。第2セットも一進一退が続くが、終盤に創造学園のセンター小林之紘が足の負傷で退場を余儀なくされるアクシデントが発生。攻守の中心選手の離脱にチームは動揺し、大村工にセットを取り返される。
バレー第3セットは、序盤に3本のブロックが飛び出した大村工がリード。創造学園にもこれまでにないミスが出始め、25-16で大村工がセットカウント2-1とした。負けられない創造学園は、第4セット、これまで以上に気迫を出して戦う。1年生エース加藤寛樹の奮闘もあり、勝負を最終セットまで持ち越す。
 最終セットは、創造学園が柳澤のブロックで2-0と先行。ここで大村工は、これまでのセットも活躍を見せた中島大地をここで投入。その中島投入で流れを取り戻し、一挙に6連続ポイントを上げる。その後は両者サイドアウトを重ね、大村工・山口頌平がノータッチエースで値千金の12点目を奪う。3点差がついても、集中力が持続した大村工、最後はエース冨永がバックアタックを決め、大村工に歓喜の瞬間が訪れた。

 大村工・伊藤監督「何とか3年生に、最終日までバレーをさせてあげたかった。感無量です」
大村工・冨永「ここまできたら、日本一を取るしかないという気持で今日の試合に臨んだ。最後の1点は自分で決めてやると思って打ちました」


 

[ 2012年1月 9日 ]
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