アイコン (株)ハヤシ(福岡市)/自己破産へ

精密機械部品製造の(株)ハヤシ(福岡市博多区榎田2-7-22、代表:林秀憲)は1月6日事業停止、事後処理を村山博俊弁護士(電話092-741-6325)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約5億5千万円。

同社は平成元年6月設立された精密機械部品製造会社。本社地と吉塚及び筑後市に工場を有し、液晶ディスプレイ本圧着装置や省力化設備・ソーラーパネルの搬送装置などを製造して、平成16年4月期には約16億円の売上高を計上していた。しかし、リーマン・ショック以降は受注高が大幅ダウン、平成23年期には4億円台の売上高まで減少した。東日本震災後は、更に受注は悪化、円高により採算も取れず、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。

[ 2012年1月10日 ]
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