アイコン ホテル龍登園の(株)静山(佐賀市)・(株)観水荘(同)/特別清算

ホテル龍登園川上温泉峡のホテル「龍登園」の(株)静山(佐賀市大和町梅野120、代表清算人:宮原知司)と(株)観水荘(佐賀市富士町上熊川118、代表清算人: 同)は12月26日、佐賀地方裁判所において特別清算の開始決定を受けた。申請代理人は、福島直也弁護士(電話0942-87-3167)。負債額は龍登 園の(株)静山が約27億円、(株)観水荘が約5億円の計約32億円。

龍登園の(株)静山は昭和36年7月、旧川上山荘の経営を継承して創業、昭和41年12月に(株)ホテル龍登園へ社名変更、平成23年6月現商号に(株)静山に変更していた。佐賀の奥座敷である川上温泉峡でホテル「龍登園」(客室78室、収容人数320名、宴会場13室、大浴場設備)を経営、以前は8億円台の売上高を計上していた。しかし、観光客減により売上高は減少、借入負担が大きく、資金繰りに窮し、昨年2月株主総会で、ホテル事業を(株)新大和観光を設立して譲渡、同社は解散することを決議していた。

 (株)観水荘は、「肥前湯の庄 観水荘」を経営していたが行き詰まり閉館、施設を売却して同社も昨年株主総会を開催して解散を決議していた。

ホテル「龍登園」は、現在(株)新大和観光により引き継がれ営業されている。

いろいろ人も絡みクセのある龍登園であり、破綻することで、銀行が否応なく債権放棄することになったのであろう。
 

[ 2012年1月12日 ]
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