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ＴＯＴＯ インドに製造基地建設へ
ＴＯＴＯは、成長を見込むインド市場で、更なる事業拡大のため、インド・グジャラート州(インド最西部)に衛生陶器の製造拠点を建設する。
世界的な経済不況により成長率が伸び悩む主要先進国に対し、新興国ＢＲＩＣｓの一角であるインドは、直近の２０１１年度第２四半期（７～９月）の実質ＧＤＰ成長率６．９％とやや後退しつつも、堅調な成長を続けている。
インドの衛生陶器市場には、すでに海外メーカーも参入を始めており、ＴＯＴＯが従来よりターゲットとしてきた高級ゾーンにおいても、更なる需要の拡大が見込まれる。
ＴＯＴＯは、長期ビジョン「ＴＯＴＯ Ｖプラン２０１７」において「海外住設事業」を柱の１つに据え、事業基盤を確立している北中米、中国に続き、インドを重要な新規参入マーケットとして位置付けている。
２０１１年１月のインド現地法人「ＴＯＴＯ Ｉｎｄｉａ」の設立に続き、今回、インド市場向けの製造拠点として「グジャラート工場」を建設する。本工場は２０１２年３月より着工、２０１３年末竣工（予定）、２０１４年７月よりの本格稼動を目指すとしている。
総投資額：６０億円
従業員 ：５００名予定
敷地面積：１８万平方メートル
建屋面積：６万平方メートル
生産能力：年５０万個
[ 2012年1月16日 ]
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