アイコン モゲマス「双葉杏」を求めて/ガチャは賭博、早急な法整備を

「モゲマス」にニートショック到来! 「双葉杏」を求めて大金をぶっ込むプロデューサーが続出と題して「ねとらぼ」に次のように記載されている。

原文:  http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1202/02/news013.html
何に価値を感じるかは人それぞれですが……
DeNAのMobage(モバゲー)で提供されている「アイドルマスター シンデレラガールズ(ファンの通称は『モゲマス』らしい)」で、初のコンプガチャイベント「人は人、私は私」がスタートし、さっそく大金をぶっ込むプロデューサーさんたちが続出しています。2ちゃんねるの本スレを見ると、今回のイベントを「ニートショック」と表現する声も。
  イベント内容は、期間中、有料ガチャを引くと出現するアイドル6人をすべてそろえると、限定Sレアカード「双葉杏」が手に入るというもの。
この手の「コンプガチャ」イベントはGREEの「探検ドリランド」など他のソーシャルゲームでは定番ですが、「モゲマス」での実施は今回が2回目。ちなみに「ニートショック」という名前は、杏の「働くのが大嫌いなニートアイドル」という設定(どんなアイドルだ)に由来しています。

ところで、この「双葉杏」、一体いくらくらいで出るものなのか? 
実際に買って……というのはさすがにキツいので、ユーザーが作成した「モゲマス」課金シミュレータ「今すぐモゲマスPすべてにSレアを授けてみせろッ!」を使って試してみました。

 ガチャは1回300モバコイン(=300円)なので、奇跡的に1回もダブらなかったと仮定しても、入手には最低1,800円かかる計算。もちろんそんなにうまくいくわけがないので、今回はシミュレータの設定を「10回ずつ引く(3,000円)」にし、「双葉杏」入手までにいくらかかったかを計りました。で、その結果がこちら!

【「双葉杏」入手までにかかった金額】
1回目:1万2,000円
2回目:4万8,000円
3回目:3万3,000円
4回目:1万2,000円
5回目:2万1,000円
6回目:2万1,000円
7回目:1万2,000円
8回目:1万5,000円
9回目:1万2,000円
10回目:2万4,000円

双葉杏

 ひとまず10回目まで試してみたところ、「双葉杏」入手(=イベント対象カード6枚をそろえる)までにかかった金額は、最低で1万2,000円~最高で4万8,000円という結果になりました。1枚あたりの平均入手金額は2万1,000円。ネットでは「5万円かけたけど出ない」「10万円越えた」といった書き込みもちらほらとあったので、2万1,000円と聞いて一瞬「あれ、意外に出る?」と思ってしまいましたが、いやいやいや……。
もちろん、これはあくまでシミュレーションであって、実際の出現確率とは異なる可能性もあります。

握手券や投票券を買わせるCDに名を借りてCDを買わせるAKB商法のゲーム版であろうが、こうしたイベント収益の殆どはグリーやDeNAへ入り、ソフト開発会社へはあまり入らない。そのためグリーやDeNAへ大きな収益が転がり込み莫大な(グリー今期500億円の純益予想)利益を稼ぎ出している。
AKBのCDを購入するには、現金かクレジットカードが必要であるが、SNSゲームの場合は課金システム(1回300円)が取られており、月々の携帯支払に上乗せられる。請求を見てびっくりしてしまうのは、小・中・高生の場合、親なのであろうか。

パチンコや博打と同じ射幸心を異常に刺激するものであり、何れ規制がかかろう。業界をリードしなければならない立場のSNSゲームサイトの両社が、法廷闘争を繰り広げ喧嘩している有様では自主規制など程遠い。
国民からの声(国民生活センター)に、重い腰を文科省も上げざるを得なくなってきている。

 

 

[ 2012年2月 6日 ]
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