アイコン ジャンクフードが認知症の原因になると判明

ファーストフードや揚げ物など、いわゆるジャンクフードに多く含まれている “トランス脂肪酸”が多い人は、認知力テストの結果が悪く、認知症になりやすいことがわかった。

http://jp.ibtimes.com/articles/26391/20120208/1328673632.htm

逆に、血液中にビタミンB群・C・D・Eの他、主に脂肪の多い魚に含まれる“オメガ-3脂肪酸”が高レベルだった人は、認知力テストの成績が良いだけでなく、脳体積も大きいことがわかったそう。

 今回の分析は、年齢・性別・教育・喫煙・飲酒・血圧・肥満(BMI)など、生活習慣でセグメントし集められた、平均87歳の104人の健康な高齢者を対象としたもの。

 単なる食事アンケートではなく、血液中の栄養レベルを測定するため、栄養素の吸収の個人差などの問題を排除できる極めて正確な方法なのです。それだけに、この結果は慎重に受け止める必要がありそうです。

  ■トランス脂肪酸とは?

 トランス脂肪酸とは植物油に水素を添加したもの。悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らすため、心臓病や動脈硬化の発症リスクが増大すると厚生労働省からも発表されています。

 また、トランス脂肪が含まれる食品は、上記で記載したファースドフードに代表されるフライドポテトなどの揚げ物や、パイ生地、クッキー、クラッカーなど。マーガリン・ショートニングに多く含まれているので要注意!

  ■脳の老化を防ぐ食べ物はコレ!

 脳の老化を防ぐためには、ビタミンが豊富な食事が有効。主に、ビタミン類を多く含む新鮮な果物や、オメガ-3脂肪酸を含む鮭やイワシ、タラ、サバなど脂肪の多い魚を積極的に摂ることが大切です。

 脳の大きさを左右する原因の37%は、栄養素によるもの。脳が大きく、栄養素が行きわたっているほど、脳の老化も遅くなるようです。

 日ごろの食生活次第で、認知症も避けられるかもしれません! 若年性アルツハイマーも増えている昨今。人ごとだと思わず、栄養面から見直してみてはいかがでしょうか?

 「魚を毎日食べられない」という方は、オメガ-3脂肪酸のサプリメントを活用すると便利です!

 【参考】

 ※  Neurology

[ 2012年2月10日 ]
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