アイコン 諫干入植問題 県議会百条委

証人出頭拒否2人告発へ

県議会国営諫早湾干拓事業の営農地に金子原二郎前知事(現参院議員)と谷川弥一衆院議員の親族企業が入植していた問題で、県議会は2日の定例会本会議で、調査特 別委員会(百条委)の証人尋問に対する出頭請求に応じなかった元役員の2人を地方自治法違反容疑で告発する動議を賛成多数で可決した。
告発されるのは入植当事社長を務めていた谷川氏の長男の妻(37)と姉(45)。
出頭要請に対し2人は『既に元社長らが証人尋問で証言した。関与していない』と拒んでいた。
百条委の高比良元・委員長は動議の提案理由を『正当な理由がないにもかかわらず出頭を拒否した』と説明。賛成討論で末次精一議員(新生ながさき)は『真相究明のために元役員の証言は必要。堂々と身の潔白を主張するべきだ』と訴えた。

 

これに対し、下条文摩左議員(自民党県民会議)は『(元役員には)出頭を拒否する正当な理由があった』と反対意見を述べた。
採決は賛成24人、反対21人だった。元役員2人は『議会の多数派が法や手続きを無視し強行した暴挙。証人の人格を攻撃する侮蔑的質問が繰り返されている』と百条委を批判するコメントを発表した。【平成24年3月3日付・長崎新聞から引用】(後藤敦)


県議会長崎県議会百条委(高比良元・委員長)を傍聴してきて改めて感じたことは権力者(知事・農水省大臣政務官)は何でもできる。法(農地法)さえ捻じ曲げることができるという事実です。
今回の委員会を傍聴していて一番腹が立ったのは権力者(金子・谷川)に阿る一部の県議から真相解明を妨害するような情けない発言が目立ったことです。県民の負託を得た県議が県民に背を向け、背信街道一直線、権力者に阿る、へつらう、媚びる姿は餓鬼道まっしぐらでした。
特に公明党代表の織田なにが氏は相当に金子氏、谷川氏に(就職か人事?)で世話になった?のかと唸ってしまうほどの長さんの恩返しと感じた。県民不在、権力者媚、媚の異常な公明党議員だった。こんなもんを副議長にしたことを悔んでる良識派の議員は多いはずだ。たしかにヤジが飛び交う委員会が正常だとは思わん。しかし、ここまで深く病んでいた長崎県議会、長崎県政の改革において多少の荒治療なくして病の完治は望むべくもない。

[ 2012年3月 3日 ]
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