アイコン 陸上自衛隊員3.3%がPTSDの高リスク 大震災救助復興活動  

東日本大震災で被災地に派遣された陸上自衛隊員のうち約3.3%が、活動終了1ケ月後の時点でPTSD(心的外傷後ストレス障害)のリスクが高い状態になっていたことが7日、陸自の調査で分かった。
現地に入った陸上自衛隊員は5万8050人、うちPTSDの高リスク者と判断されたのは3.3%(約2,000名)、「うつ」の高リスク者は2.2%(約1,300名)。

自衛隊諸君は、東日本対震災において、まだ雪降る東北にあり、悲惨すぎるほどの被災地で、海の中を厭わず、瓦礫の中を這いずり回り、懸命に救助活動をしてくれた。TVでは放映されなかったものの、分断された遺体や腐乱状態の遺体を一人でも多く家族のもとへ返してやりたいとの思いで頑張ってくれた。

長期にわたっていたことから、当然、PTSDのおそれがあろうが、諸君の努力は感謝に耐えない。

被災地では、今や瓦礫もかなり片付けられ、本格的な復興へと進んでいる。しかし、片付けられた瓦礫の処理にあたり、86%に及ぶ地方自治体が、震災地の瓦礫処理を協力してくれない。その多くの市長や議員たちが、選挙対策でもしているかのように、当該の自治体にあって、「東北頑張ろう」「応援・支援」などといろいろなパフォーマンスを繰り広げている。
今一番被災地が困っているのは瓦礫処理であり、86%の断った自治体は今一度、できるようにするにはどうすればよいのか、瓦礫処理を前向きに再検討してもらいたい。

先般は、福島から避難してきた家族の幼児が、保育園に入所するのを断られたニュースが流されていた。同じ日本人として悲しすぎる・・・・。

自衛隊員 祈り
                         祈り

[ 2012年3月 7日 ]
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