アイコン 九州電力/3月期予想 1700億円の赤字へ

同社は、3月期の決算予想を発表した。それによると売上高は、電気事業での販売電力量の減少はあるが、燃料費調整の影響による料金単価の上昇などにより前期を上回る見通し。
しかし、経常損益及び当期純損益は、電気事業において、原発の運転再開延期の影響や燃料価格の上昇などによる火力燃料費や購入電力料の増加などにより悪化し、1700億円の損失の見通し。

財務面は前期末1兆円以上の自己資本があり、特段心配する赤字ではない。しかし、今後、燃料費は世界経済の回復やイスラエル+アメリカ×イラン戦争の畏れにより上昇しており、業績は大幅な料金改定次第となる。
九電は九州№1企業として、これまでいろんな団体に金をばら撒いており、その減額・調整に追われている。しかし、金の権威でこれまで経済界をリード、金次第でその権威が失墜しかねない状況となっている。(ばら撒く金も徴収した電気代ではあるが・・・)
ただ、古川佐賀県知事とのお約束の重量子線病院の寄付40億円だけは、互いの結束の信頼関係から揺るぐことはなかろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
1,524,193
84,723
50,459
33,991
10年3月期実績
1,444,941
99,727
67,610
41,812
11年3月期実績
1,486,083
98,908
66,747
28,729
12年3月期今回予想(3/13)
1,500,000
-190,000
-220,000
-170,000
通期予想/前期比
100.9%
 
  
 
11年3月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
4,185,460
 
1,062,459
25.4%
 
[ 2012年3月14日 ]
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