マツダ 「CX-5」の受注好調で増産態勢 土曜日すべて操業へ
自動車メーカーのマツダは、新型ディーゼルエンジンを搭載した新型車の受注が好調なことから、広島市の宇品工場で休日操業を増やし、増産に入ることを決めた。
マツダは、有害物質の排出を大幅に抑えた「クリーンディーゼルエンジン」を搭載した、多目的スポーツ車SUV「CX-5」を2月から発売した。(ガソリンの高騰により、一段と注目されている)
ガソリン車のタイプも含めた国内の販売目標を年間で、1万2,000台としていたが、高い技術が評価され、発売から1ヶ月間で、受注がなんと8,000台を超える好調なスタートとなった。
このため、マツダは、広島市南区の宇品工場で休日操業を増やし増産に入ることを決めた。具体的には、4月の土曜日をすべて出勤日に切り替えるほか、5月についても土曜日を中心に出勤を増やす方針。
また、4月末から5月上旬にかけてと、8月に予定されているそれぞれ9日間の連休についても、一部を出勤日にする方向で労働組合と協議することにしている。
マツダは、来年度の国内生産について5年ぶりに90万台を上回る92万台を計画していて、新型車の効果で今後、どこまで増産を進めることができるか関係者の注目を集めている。
株価もこうした受注増に動意していたが、全般的な株式市場の低迷でまた下げた。「CX-5」は海外でも好調な滑り出しであり、これ以上の受注ともなれば、株価も化けるかもしれない。
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