アイコン 飯舘村新田川のヤマメから1万8700ベクレル検出

福島県は3月28日、飯舘村の新田川で捕れたヤマメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を大きく超える1万8700ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

昨年4月に、いわき市沖で捕れたコウナゴの1万4400ベクレルを超え、海を含め魚からの検出値では最高値。

福島県は関係漁協に、新田川本流・支流全域でヤマメを捕獲したり、食べないよう自粛を要請した。4月のヤマメ漁解禁の前に試験採取したもので、流通していない。

今後、ヤマメなどのお魚さんたちに放射能の影響の現実が発現されてくる可能性が高い。国はすべてを隠蔽しようと動いており、放射線汚染地帯では生物・動物の変化を長期間にわたり、市民・県民が注意して観察していく必要がある。

  飯舘村は、爆発当初30キロ規制外の区域に大量の放射線量を記録していたため、当JC-NETでは何回も注意するよう掲載していた。それほどこの一帯は、長期間にわたり大量の放射線が降り注いでおり、今回の放射能魚で、縄張りを持つ川魚であるヤマメが、特に大きな影響を受けていたことが実証されている。

[ 2012年3月29日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索