アイコン 山一企業(株)/自己破産へ

パチンコの山一企業(株)(東京都北区滝野川1-9-14、代表:山崎善種)は3月29日、事後処理を冨永忠祐弁護士(電話03-3263-5441)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約17億円。

グリモバへの規制を一番望んでいるという噂のパチンコ業界だが、大手の寡占化が顕著になってきており、小規模経営者は競争に耐えられなくなっている。しかも、5号機問題のほか、派遣や契約・アルバイト社員が多くなった若者にパチンコの生活余裕もなくなり若者離れも顕著となってきている。

以前、福岡県の元産炭地域(筑豊地区)が、全国一人口比でパチンコ店が多かったことで有名であったが、当然そうした元産炭地では全国一生活保護世帯が多かった。生活保護費を軍資金にパチンコに興じていた時代もあった。今の時代も変わらないようだ。

[ 2012年4月 6日 ]
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